■ 芝生によく生える代表的な雑草

芝生によく生える雑草図鑑。駆除のしかたはコレ!

雑草は抜き取っても根が残ってしまうと、残念ながらまた生えてきます。

うまく抜き取ることができればよいのですが、雑草によっては困難な雑草もあります。

除草剤で駆除する場合は、生えている雑草に効く除草剤を選びます。

芝生によく生える代表的な雑草

- スズメノカタビラ(イネ科) -

芝生によく生える代表的な1年草の雑草です。1年中見られます。芝刈りで刈り取っても衰退せず、さらにその下で穂を付けて繁殖します。抜き取ることは可能です。

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- メヒシバ(イネ科) -

葉は柔らかく広線形で、夏によく見かける1年草の雑草です。夏~秋に穂を付け、横に這うように広がります。抜き取ることは可能です。

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- オヒシバ(イネ科) -

株元付近が白く、夏によく見かける1年草の雑草です。夏~秋に穂を付け、茎は地面を這うように広がり、とても丈夫です。抜き取ることは可能です。

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- シロツメクサ(マメ科) -

クローバーの名前でも呼ばれます。春~秋に白い球形の花を付ける広葉の多年草で、地下茎で繁殖します。抜き取っても根が残ってしまい、駆除が非常に困難です。

- カタバミ(カタバミ科) -

ハート型の葉をした広葉の多年草です。春~夏に花を付け、地下茎で繁殖します。抜き取っても根が残ってしまい、駆除が非常に困難です。

- コニシキソウ(トウダイグサ科) -

葉に紫色の班紋があり、春~夏によく見かける広葉の1年草です。茎は地面を這うように広がります。抜き取ることは可能です。

- チドメグサ(セリ科) -

湿ったところに生え、小さな丸い葉を付ける広葉の多年草です。夏~秋によく見かけます。地面を這うように生育します。芝生のすき間に根付くと抜き取りにくく厄介です。

- ツメクサ(ナデシコ科) -

細い小さな葉で、白い花を付ける1年草です。春~夏にかけてよく見かけます。芝生のすき間に根付くと抜き取りにくく厄介です。

- スギナ(トクサ科) -

地中に長く横に伸びる地下茎より、直立に地上茎が生えてくる多年草です。抜き取ることは非常に困難で芝生にとっては天敵です。3月ごろに生える胞子茎のツクシは有名です。

- タンポポ(キク科) -

在来タンポポや外来タンポポがあります。広葉の多年草です。春によく見かけ、根が深く生育します。タンポポ抜き(道具)を使って抜き取ります

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- ナズナ(アブラナ科) -

春の七草のひとつで、ぺんぺん草とも呼ばれる広葉の2年草です。春~夏に白い花を付けます。抜き取ることは可能です。

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- ホトケノザ(シソ科) -

春の七草のひとつで、赤紅色の花を付ける広葉の2年草です。抜き取ることは可能です。

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- ノボロギク(キク科) -

茎はよく分岐し、小さな黄色い花を付けます。ほぼ1年中見られる広葉の多年草です。抜き取ることは可能です。

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- オオイヌノフグリ(ゴマノハグサ科) -

春先に小さな青い花を多数付ける広葉の越年草です。抜き取ることは可能です。

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- オオアレチノギク(キク科) -

直立した茎を持ち、背が高くなる広葉の2年草です。繁殖力が旺盛で、夏に花を多数付けます。抜き取ることは可能です。

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- ハルノノゲシ(キク科) -

葉や茎は多汁質で、春~夏にタンポポに似た黄色い小さな花を付ける広葉の越年草です。抜き取ることは可能です。

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- カラスノエンドウ(マメ科) -

春に赤紫色の小さな花を付ける広葉の越年草です。抜き取ることは可能です。

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- ハマスゲ(カヤツリグサ科) -

葉には光沢があり、乾燥にも強い多年草です。夏~秋に穂を付け、地下茎で繁殖します。抜き取っても根が残ってしまい、駆除が非常に困難です。

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