▼ 暖地型芝から寒地型芝に品種転換、へーんしん!

暖地型芝から寒地型芝に品種転換、へーんしん!


・元々お庭に高麗芝を植えているけど、憧れの寒地型芝に品種転換して楽しみたい!
・冬に茶色になってしまう芝生を見ると寂しい…
・家の周りに建物が建って日陰が増えた。おかげでティフトン419の生育がうまくいかない。日陰に強い寒地型芝に変えたい!

そのような方のために、暖地型芝から寒地型芝へ変える品種転換の方法を紹介します。
種まきの時期は秋がおすすめですよ。

1.事前に芝刈りをしよう

まずは、現在植えられている暖地型芝を衰退させるために、刈高10mm以下で芝刈りをします。5~6mm程度の刈高が望ましいです。

5~6mm程度の低刈りにおすすめの芝刈り機

2.土を耕そう

可能であれば、ムラになっているところの土をフォークなどを使って耕します。この作業をすることで、芝生の根付きを良くします。

スポットシーダーを使ってインターシードをすると追いまきした種の初期生育がしやすいです。

インターシードできない場合は、レーキ等で芝生の表面深さ3mm程度の溝を約1cm間隔で入れてください。

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3.芝生の種をまこう

寒地型芝の種をまきます。

元々植えられている芝生に負けないように、通常の播種量の倍で種をまくことがポイントです。

寒地型芝の種はこちらからお選びください

4.目土・目砂をしよう

2~5mm程度の厚みで目土・目砂をします。
芝生の種は目土・目砂をした方が発芽しやすいので、種をまいた後は目土・目砂をするようにしましょう。

目土・洗砂を散布するときにはふるいを使えば均一に目土ができますよ。
焼砂を散布するときには焼砂散布機を使えばとても便利です♪


へ~っ、だからなんだ芝生に目土(目砂)


資材から選ぼう!芝生用散布道具の選びかた


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5.踏み固めて肥料をあげよう

板や転圧ローラーを使って表土を固めます。

種と目土が地面になじみ、雨などで流れにくくなる効果があります。

元肥入りの目土を使った場合は、肥料はあげなくても問題ありません。
必要な場合は、別途肥料を与えるようにしましょう。

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6.水をあげよう

表土が乾かないように、発芽するまでたっぷりと水やりをします。

土が動いてしまうと、芝生の種から出た根が切れて芽が出てきません。芝生の種はデリケートなので、柔らかいシャワーで水をあげてくださいね。






今回の方法で種をまいても、一回ではすぐに芝生が切り替わることはありません。

上記のやり方を継続的に行うことで徐々に暖地型芝から寒地型芝に切替わっていくので、毎年秋に種をまくことを忘れずに!

なるほど芝生の豆知識。はこちら

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