▼ 梅雨から夏、芝生にベンディング!新鮮な空気を届けよう。
梅雨から夏、芝生にベンディング!新鮮な空気を届けよう。
6〜8月ごろ、芝生が弱っているかなぁ。と感じたら、土壌中の酸素が不足しているためかも知れません。
土壌中の酸素は、芝生の根っこや微生物の呼吸に必要で、健全な根っこが伸長するため、そして、微生物の活性を高めることで土壌中の有機物の分解を促進するために使用され、少しずつ酸素の濃度は低下をしていきます。空気中の酸素濃度が低下すると、人間も頭痛など体調を崩すのと同じように、芝生も元気がなくなってしまいます。
具体的に、6〜8月ごろ、土壌の酸素濃度が低下しやすく、芝生が衰退しやすいです。水はけが悪い土壌(表面排水が悪かったり、含水率が高い土壌)では顕著です。
上の写真のように、湿害にならないように気をつけましょう。温暖地で寒地型芝のお手入れではその対策としてベンディングが有効です。
ベンディングとは?
芝生の土壌の酸素濃度の低下を防ぐため、表層に細かな穴をあけ、ガス抜きを行うことで、 土壌に新鮮な空気を届けて土壌中の気相換気すること。
ベンディングのしかた
1.芝生全面に細かな穴をあける(スパイキング)
表層を荒らさず、芝表面を抑えて作業ができるのでバロネス スポットシーダー・スパイカーがおすすめです。
※バロネス タインエアレーターでも同様な効果が得られますが、芝が衰退しているときは、スポットシーダー・スパイカーによるベンディングがおすすめです。
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2.焼砂で薄目砂(0.1~0.3mm程度)を入れる
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