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グラウンド・レベルの上昇を少なくする3つの方法

芝生のお手入れを続けていくと、目土によって芝面の高さ(グラウンド・レベル)が上がっていきます。トップフィールドのサッカースタジアムでも15年で10〜12センチ程度上がってしまったりするそうです。

そしてこれは、ご自宅のお庭でも同じことが起こります。 もし家よりも芝面が高くなり大雨が降ると、表面排水が家側に向かってしまう恐れがありますから、過度の上昇は避けたいところです。

そこで芝生のために目土入れや目砂入れが重要な中、 芝面が上昇しにくい方法と、経年で上昇してしまったときのグラウンド・レベルを下げる方法についてお話します。

@専用散布器で目土・目砂入れの厚みをコントロールする

厚めにならないように、専用散布器(スプレッダーなど)を使って散布量を薄めにコントロールします。

散布資材によって使える芝専用散布器についてはこちら
上手に選ぼう!当店人気の固形資材と厳選の散布道具のバッチリ組み合わせ

スプレッダーで散布します。

その中でも、焼砂を目砂入れに使用するとかなり薄く散布でき、費用の節約にもなりますからおすすめです。

上手になれば、目砂の厚みを0.01ミリ単位で制御することもできるようになります。 「薄めに」、「回数を多く」がよいターフコンディションを作ります。

例えば、焼砂を専用散布器(スプレッダー)を使うと、資材費用は1/3くらいに節約できます。 これで、グラウンド・レベル上昇の抑制ができますから安心です。


薄く散布するのにおすすめの芝生の目砂(焼砂)






Aエアレーションでコアリングを行い、コア(抜き取った土)を処分する

ムクのタインで穴をあけると、地中の土が横や上部に動いたり、土が固く締まってしまいがちです。

そこで、せっかく穴あけによる更新作業をするなら、抜き取った土(コア)を回収して廃棄するか、サッチと土を選別して 良質な土だけを目土として戻すとよいでしょう。

土部が少しでも粘土質であれば全廃棄をします。 穴あけ後は、なるべく当日、遅くとも翌日午前中までに、芝生の根っこが乾燥しないように目土、目砂入れをしましょう。

タインエアレーター(穴あけ器)を使ってコアを抜き取ります。


コアが乾燥したら、トンボやほうきを使って集めて破棄します。コアに根が詰まっていなければほぐしてからふるいにかけ、目土にします。

コアの廃棄ができると、グラウンド・レベルも少しですが抑制できますね。


おすすめのコアリングの開孔率(穴あけ率)について詳しくは
エアレーションで芝生を根っこを元気にしよう!を参考にしてください。

コアリングができるタインエアレーター

目砂散布器や資材のおすすめは
@「専用散布器で目土入れ、目砂入れの厚みをコントロールする」を参考に。






B芝を剥がしてグラウンド・レベルを下げる

これは強硬手段ともいえるでしょう。大きくグラウンド・レベルを下げたいときに有効な方法になります。

ただし、芝生を張り戻したい場合は根を残して上手に芝を戻す必要があります。

できるだけ芝の根部を残して(4〜5センチ程度)、張り戻します。芝面が凸凹にならないように注意をしましょう。

芝を切って剥がします。

芝を切る際におすすめのツール

水平にすくい取る際におすすめのシャベル



 

グラウンド・レベルの管理を計画的に行うか、上がってから考えるかはそれぞれ。

そして、その対処を知っていることはとても大事なことですね。

まずは道具を見直してみるのもありですよ。

 


なるほど芝生の豆知識。はこちら

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