バリカン式芝刈り機
春から夏にかけてグングン伸びる芝生。
芝刈りって、正直ちょっと面倒…。
「今日は暑いし、また今度でいいか…」
「少しくらい伸びても大丈夫でしょ」
そう思っているうちに、気づけばお庭がなんとなくボサボサした印象に。
しかも、いざ芝刈りを始めると、
「端っこ全然刈れない…」
「コードが邪魔すぎる…」
「思ったより疲れる…」
なんてこと、けっこうありませんか?
そんな理由から、キワまできれいに仕上がるバリカン式芝刈り機を使う人が増えています。
「よし、芝刈りするぞ!」と構えなくても、気になった時にという時にサッと使える手軽さが魅力。
芝生は、「たまに一気に刈る」より、こまめに整えるほうがきれいに育つので、気軽に使える道具は大事なんです。
そこで、「バリカン式芝刈り機が欲しい」と考えている方に、後悔しない選び方をわかりやすく紹介していきます。
■手動式芝刈り機では届きにくい場所に便利
芝刈り機には大きく分けて、リール式、ロータリー式、バリカン式の3種類があります。
その中でもバリカン式は、“細かい場所をきれいに仕上げる”のが得意な芝刈り機です。
例えば、入り組んだ狭い場所の芝刈り。
花壇のまわりや飛び石周りの仕上げ。
壁際、室外機の周り、フェンス際の手動の芝刈り機だと難しいキワ刈りもサッとカットできて、刈り残しもスッキリきれいに仕上がります。
キワ部分まできれいに仕上がっていると、庭全体がかなりきれいに見えるんですよね。「ちゃんと手入れされているなぁ」 と感じます。
また、「ちょっと気になるな」という時に気軽に使いやすいのも人気の理由です。
芝刈り機後の“仕上げ用”として使うだけでなく、そこまで広くないお庭なら「バリカン式芝刈り機だけで管理する」というお庭もあります。
■バリカン式芝刈り機とは
上下2枚の重なり合う刃が左右に往復しながら芝をはさみ切っていきます。
メンテナンスされた刃であれば切れ味もよく芝生の切り口もキレイに仕上がります。
電気で動くバリカン芝刈り機には、「コード式」と「充電式」の2種類があります。
「止まらない」安心感のコード式
コード式のメリットは、作業中に止まらないことです。コンセントにつないで使うため、充電切れを気にせず、安定したパワーで芝刈りを続けられます。伸びた芝をしっかり刈りたい人や、広い庭を一気に作業したい人には向いています。
充電式に比べると比較的価格が安い点も魅力です。
コード式でよくある失敗が、「コードを切ってしまう」ことです。作業に集中していると、気をつけていても誤ってコードを切ってしまうことがとても多くあります。
実際に使うと、「コードを避けながら作業する」ことは想像以上にストレスになります。特に慣れるまでは、常にコードの位置を注意しながら作業する必要があります。
充電式は取り回しがラク
充電式の魅力は、やはりコードがないことです。コードを気にせず自由に動けるため、芝刈りのストレスがかなり減ります。
特に、障害物が多い庭や、花壇まわり、入り組んだお庭などでは、充電式の快適さがかなり大きくなります。
狭い場所でも動きやすく、初心者にも扱いやすいタイプとなります。
充電式は便利な反面、バッテリー切れには注意が必要です。
作業中にバッテリー切れになると、再び使うまで充電時間が必要になります。そのため、使用前にしっかり充電しておく必要があります。また、広いお庭で使う場合は、予備バッテリーを用意しておくと作業がスムーズになります。
また、長く使っているとバッテリーは徐々に劣化していきます。交換用バッテリーが用意されている機種を選ぶと安心です。
■芝を均一にする「高さ調整」は重要
芝生をきれいな状態で保つためには、「高さ調整機能」がとても重要です。
バリカン式芝刈り機では、刈る高さは持ち手の位置によって変わってしまいます。そのため、常に同じ高さを保ちながら作業するのは難しく、気づかないうちに芝を短く刈りすぎてしまう「軸刈り」になってしまうことがあります。
こうした失敗を防ぎ、美しい芝生にするためにも「高さ調整機能」が付いたバリカン式芝刈り機を選ぶことがおすすめです。
■刃幅は「広ければ良い」わけではない
バリカン式芝刈り機は、刃幅によって使いやすさが大きく変わります。
「一度に広く刈れるほうが効率的」と思われがちですが、必ずしも刃幅が広いほうが使いやすいとは限りません。
刃幅が狭いタイプは、一度に刈れる範囲は小さいものの、取り回しのよいのが大きな魅力です。障害物のまわりや、狭い通路、入り組んだ場所で作業がしやすくなります。特に、飛び石の間の芝を刈るような場面では、刃幅が狭いほうが扱いやすく、きれいに仕上がりやすくなります。
刃幅が広いタイプは、平坦なお庭の芝を刈る目的で使うと一度に刈れる面積が増えて効率よく芝を刈れます。
しかし、刃幅が広いと本体サイズや重さが増すため、取り回しが悪くなります。
バリカン式芝刈り機の魅力は、「取り回しの良さ」と「届きにくい場所をきれいに仕上げられること」です。
効率だけで選ぶのではなく、お庭の広さや形、作業したい場所に合わせて刃幅を選ぶことが大切です。
■「キワ刈りガード」があると安心
キワ刈りはガードがあると縁石や壁、ブロック塀に刃が直接当たらず安心して作業できます。刃の欠けや傷みを防ぐので道具を長く使いたい人におすすめです。
障害物を気にせずキワまでしっかり刈り込めるため、作業効率と仕上がりがアップします。
■刃のメンテナンス
バリカン式芝刈り機は、2枚の刃を強く擦り合わせて芝を刈っていきます。
使い続けるうちに刃の切れ味は徐々に落ちていき、芝生をきれいに刈れなくなります。刃の切れ味を保つために、定期的にヤスリで刃を研磨しましょう。
研磨をしても切れ味が戻らなかった場合は、刃の交換が必要です。替え刃が用意されているバリカン芝刈り機を選ぶと長くお使いいただけます。
■立ち作業で快適「アタッチメント」
バリカン式芝刈り機は、しゃがんだ姿勢で作業するため腰に大きな負担がかかりがちです。
特に広い庭や長時間の作業では、この負担がさらに増してしまいます。そこで、ロングハンドルアタッチメントを取り付けることで立った姿勢で作業することが可能になります。
キャスターもついているので地面を転がしながら作業できるため、腰や腕の負担が軽くなり作業が楽になります。
■重さと振動の影響
小さい本体ですが芝を刈る作業を使い続けると腕や手に負担がかかります。
特に充電式は、バッテリーの重さが加わるため意外と重く感じることがあります。そのため、長時間使用すると「腕がだるくなる」ことがあります。また、刃が左右に高速に動くため、「振動で疲れる」こともあります。
腕の負担を少しでも軽くするなら、コード式や刈幅の狭いタイプを選ぶことで本体サイズも小さくなり、重量も軽くなります。
購入前には「これくらいなら大丈夫」と思うかもしれませんが、実際には100gくらいの差でも大きな違いがあります。バリカン芝刈りは「持ち続ける作業」となるので、お庭が広くなれば重さや振動による“疲労感”が大きく影響します。
■音もかなり重要です
バリカン式芝刈り機は、モーター音や芝を刈る時の刃の摺動音(しゅうどうおん)が発生します。
この音は思ったよりも大きいと感じることもあり、住宅地では静かな早朝や夜間の時間帯に気をつける必要があります。
■収納に困らない
収納スペースが限られている方にとっては、その小さめな本体サイズが大きな魅力となっています。
わずかにスペースがあれば収納できるため、物置などに余計なスペースを取らずにすみます。家の中やお庭の小さなスペースでも置くことができて、収納に困ることはありません。
また、出し入れが非常に簡単です。必要なときにさっと取り出して作業ができ、使用後も簡単に収納できるため手間がかかりません。
コンパクトなサイズは、手軽に持ち運びができるため広い庭でも移動が楽に行えます。操作もシンプルで、初心者から経験者まで誰でも簡単に扱うことができます。
芝生のお庭は、キワがきれいに手入れされているだけで家全体の印象がかなり変わります。
細かいところまで手入れの行き届いているお庭を見ると心地よい気持ちにさせてくれます。
ただ芝を刈るためではなく、“お庭を気持ちよく整えるため”の道具として、バリカン式芝刈り機を選んでみてください。
