2.埼玉スタジアム2002のピッチで大活躍!バロネス芝刈機

2.埼玉スタジアム2002のピッチで大活躍!バロネス芝刈機

Q1どんな芝刈り機を使用していますか?

A1もちろん、バロネス芝刈り機を愛用しています!メンテナンス性、性能、仕上がりなど、十分満足です。

埼スタの開設当時、床砂が柔らかくタイヤ付の乗用芝刈機では、ピッチ表面に轍がついてしまったため、やむを得ず歩行式のグリーンモアで芝刈りを行ったのが始まりです。

メインピッチの刈り込みは、年間を通じて、バロネスの歩行式グリーンモア(26インチ)を使用しています。以前勤務していたゴルフ場時代から、バロネスのグリーンモアを愛用していることもあり、何の躊躇もなく採用しました。もちろん、メンテナンス性、性能、仕上がりなど、十分満足しています。

<使用機種>
バロネス グリーンモア LM66GB

<刈り方>
通常期4台での編隊。短辺はFIFAが定めた刈込パターンで刈り込み、長辺は埼スタ独自のパターンで刈込を行っています。直線115mの距離を真っ直ぐに刈るのは、ゴルフ場でグリーン刈りの経験が長く有る者でも難しいです。

Q2ピッチの刈り高と、刈り込み頻度はどのくらいですか?

A2刈り高22mm、芝刈り回数は200~220回/年です。試合前には、オフサイド判定をするために必ず短辺刈り。

年間を通じ、刈り高22mmで芝刈りをしています。

最近のサッカーフィールドは、どこも以前と比べ比較的短く刈り込まれています。 それは、パスサッカーが当たり前のように浸透してきたためです。(寒地型芝草は、概ね 20mm~30mmくらい。暖地型芝草は、概ね10mm~25mmくらい。)
芝刈り回数は200~220回/年です。
温暖な地域ですので芝草が伸びるときは毎日刈ります。寒い時期でも地温コントロールシステムの暖房運転をしていて、なお且つ、生育補助シートを全面的に被せているときは、芝草が成長するので、2~3回/週の刈り込みをします。
刈込方向は基本的に、短辺、長辺の方向に交互に刈ります。芝草に寝癖がついている 場合や、試合の中断期間が長い場合は、逆目や斜め方向にも刈ります。
試合に供する場合は必ず短辺に刈ります。それは線審(副審、ラインズマン)がオフサイド を判定するのに確認しやすいためです。

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